あらたふと(松尾芭蕉)

俳句 に関する記事

あらたふと 青葉若葉の 日の光 松尾芭蕉

■ 訳

(日光というだけあって、)なんてすばらしい光景だろう!青葉や若葉(の間)から(漏れ出る)日の光は。

■ 解説

「あらたふと」は「あら」が感嘆を、「たふと」が尊い様子を、「日の光」は日光東照宮で詠んだ詩であることと太陽の光、をそれぞれ意味しています。

■ この詩が詠まれた背景

この詩はおくのほそ道の3首目として収録されています。
「卯月朔日、御山に詣拝す。」((旧暦の)4月1日に(日光)山(東照宮)にお参りした。)と書かれています。

■ 豆知識

作者は松尾芭蕉です。
おくのほそ道には、元々二荒山だという名だったが、空海が日光山と改めた話や、芭蕉が家康を絶賛している様子が書かれています。

この詩は元禄2年4月1日(1689年5月19日)、出発して3日後に詠まれた詩です。
深川 (江東区)から日光東照宮まで約170kmの道を3日で走破した計算になります。

日光東照宮に立ち寄る前日には室の八島(現在の惣社町にある大神神社)に立ち寄っており、弟子の曾良から祭神である木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)と火々出見の尊(ホホデミノミコト)に関する話を聞いている様子が書かれています。

■ 関連地図

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