青空に(小林一茶)

俳句 に関する記事

青空に きず一つなし 玉の春 小林一茶

■ 訳

青空に雲一つ無い綺麗な初春だねぇ。

■ 解説

「玉の春(たまのはる)」は春のはじめを意味します。
この俳句では”青空”を宝石(玉)、”きず(傷)”を雲に例えて表現しています。
季語は「玉の春」で春です。

■ この詩が詠まれた背景

この詩は「文政句帖」の中で詠まれている詩です。
文政句帖には、文政七年二月七日(1824年3月7日)の晴れた日に後藤さんという方に食事をもてなされたとの記述があり、その日に詠んだ俳句のようです。

■ 豆知識

作者は小林一茶(こばやしいっさ)で、江戸時代後期を代表する俳人です。
心温まる俳句を数多く詠んでいますが、一方で社会を鋭く風刺した作品も残しています。

「玉の春」は通常、新年の季語として用いられます。
初春を意味する季語ですが、転じて新年を指す言葉として使われるのが通例となっています。
似た季語に「千代の春」、「老の春」、「花の春」などがあります。

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