2016年02月27日
辞世の句 に関する記事
さねさし 相模の小野に 燃ゆる火の
火中に立ちて 問ひし君はも
弟橘比売命
■ 訳
ああ、相模の野原で火に囲まれた時、火中に立って私を気遣ってくださった(愛しい)あなた。(どうかご無事でありますよう。)
続きを読む2016年02月24日
辞世の句 に関する記事
大和は 国のまほろば たたなづく
青垣山ごもれる 大和しうるはし
倭建命
■ 訳
大和は(これまで渡り歩いた国々と比べても)素晴らしい国だ。
青く重なり合うように連なった山々に囲まれている大和はとても美しい。
2015年12月03日
辞世の句 に関する記事
2015年12月02日
辞世の句 に関する記事
曇りなき 心の月を 先だてて
浮世の闇を 照してぞ行く
伊達政宗
■ 訳
心に浮かぶ雲一つない月の光(の如き自分の信念)だけを頼りに、真っ暗で先の見えない乱世を生き抜いた(、そんな人生だった)。
続きを読む2015年09月01日
辞世の句 に関する記事
親思う 心にまさる 親心
けふのおとずれ 何ときくらん
吉田松陰
■ 訳
(子供である私が)親を思っている以上に(子である私を思う)親心とは強いものなのでしょう。
(私の両親は)今日(この手紙を読んで)どれほど悲しむことでしょうか。