動かねば(沖田総司)

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動かねば 闇にへだつや 花と水 沖田総司

■ 訳

(もう)動けない(私は)闇で遮られたあの世から、華々しい活躍をされる皆さんを、三途の先から見守っています。

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五月雨は(足利義輝)

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五月雨は 露か涙か 不如帰
我が名をあげよ 雲の上まで 足利義輝

■ 訳

この五月雨は露だろうか、それとも私の涙だろうか。
ホトトギスよ、この厚い雲の越えて、私の名を天まで伝えよ。

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願はくは(西行法師)

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願はくは 花のもとにて 春死なむ
その如月の 望月のころ 西行法師

■ 訳

どうせ死ぬのなら花の咲き乱れる春に死にたいな。
(旧暦)二月の満月の頃に。

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咲く梅の(武田耕雲斎)

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咲く梅の 花ははかなく 散るとても
香りは君が 袖にうつらん 武田耕雲斎

■ 訳

梅の花は散ったとしてもその残り香はあなたの袖に移ることでしょう。

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筑摩江や(石田三成)

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筑摩江や 芦間に灯す かがり火と
ともに消えゆく 我が身なりけり 石田三成

■ 訳

筑摩江を照らす、葦の間から垣間見える篝火。
明日の明け方には消されるあの篝火は、私の生涯を掛けて忠誠を尽くした豊臣家の命運のようだ。

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