2015年06月17日
仏足石歌体 に関する記事
いかづちの ひかりのごとき
これのみは しにのおほきみ
つねにたぐへり おづべからずや
よみ人しらず
■ 訳
雷光のように短い私の一生は常に死と共にあるようなものです。恐れてはいけません。
続きを読む2015年06月16日
仏足石歌体 に関する記事
よつのへみ いつつのものの
あつまれる きたなきみをば
いとひすつべし はなれすつべし
よみ人しらず
■ 訳
四蛇、五蘊が集まって出来たこの汚れた身なんて、厭い出家してしまおう。別かれ出家してしまおう。
続きを読む2015年06月15日
仏足石歌体 に関する記事
ひとのみは えがたくあれば
のりのたの よすかとなれり
つとめもろもろ すすめもろもろ
よみ人しらず
■ 訳
人として生まれることは大変幸運なことです。仏法を守ることができます。
たくさん(仏道)修行しましょう。みんなに勧めましょう。
2015年06月14日
仏足石歌体 に関する記事
おほみあとを みにくるひとの
いにしかた ちよのつみさへ
ほろぶとぞいふ のぞくとぞきく
よみ人しらず
■ 訳
この偉大な仏足石に参拝する人の過去、永遠の罪でさえ消滅するといいます。拭い去ると聞きます。
続きを読む2015年06月13日
仏足石歌体 に関する記事
このみあとを まはりまつれば
あとぬしの たまのよそほひ
おもほゆるかも みるごともあるか
よみ人しらず
■ 訳
この仏足石をぐるりと回り奉るなら、釈迦の美しいお姿を思うことだろう。見えてくるだろう。
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