這出よ(松尾芭蕉)

俳句 に関する記事

這出よ かひやが下の ひきの声 松尾芭蕉

■ 訳

這い出ておいでよ。飼屋から声だけ伝えるヒキガエルよ。

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涼しさを(松尾芭蕉)

俳句 に関する記事

涼しさを 我宿にして ねまる也 松尾芭蕉

■ 訳

涼しく過ごせる(清風さんの)お屋敷で、(まるで)私の家のようにくつろいでいます。

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青空に(小林一茶)

俳句 に関する記事

青空に きず一つなし 玉の春 小林一茶

■ 訳

青空に雲一つ無い綺麗な初春だねぇ。

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いざや寝ん(与謝蕪村)

俳句 に関する記事

いざや寝ん 元日はまた 翌のこと 与謝蕪村

■ 訳

さあ、とっとと寝てしまおう。元日なんて言ったって、ただの翌日の事だよ。

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蚤虱(松尾芭蕉)

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蚤虱 馬の尿する 枕もと 松尾芭蕉

■ 訳

ノミやシラミの沸く今の季節、馬が枕元で尿をする風景もまた身近な風流なのだなぁ。

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