五月雨の(松尾芭蕉)

俳句 に関する記事

五月雨の 降のこしてや 光堂 松尾芭蕉

■ 訳

五月雨も(今も立派に輝く)中尊寺金色堂を濡らしてしまうことは無かったのだなぁ。

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卯の花に(曾良)

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卯の花に 兼房みゆる 白毛かな 曾良

■ 訳

ふと野に咲いた卯の花を見ると、忠義の士である白髪の老兵、十郎権頭兼房のようだなぁ。

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夏草や(松尾芭蕉)

俳句 に関する記事

夏草や 兵どもが 夢の跡 松尾芭蕉

■ 訳

あれほど栄えた奥州藤原氏の城跡に残されたのは、夏に長く生い茂る草だけだ。

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松嶋や(曾良)

俳句 に関する記事

松嶋や 鶴に身をかれ ほとゝぎす 曾良

■ 訳

松島の空を飛ぶホトトギスよ、その姿を鶴変えて(この景色を見せて)欲しいよ。

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お神輿の(芥川龍之介)

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お神輿の 渡るを見るや 爪立ちて。 芥川龍之介

■ 訳

お神輿が渡る様子をつま先立ちして見ている。

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