<<前の5件 .. 2 3 4 5 6 .. 次の5件>> 春の野に(筑前目田氏真上) 2019年04月19日 短歌 に関する記事 春の野に 霧立ちわたり 降る雪と 人の見るまで 梅の花散る 筑前目田氏真上 ■ 訳 春の野原に霞がたなびく中、散っていく梅の花は、まるで雪が降っているかと見まごうほどだ。 続きを読む 梅の花(大隅目榎氏鉢麻呂) 2019年04月18日 短歌 に関する記事 梅の花 散り乱ひたる 岡びには 鴬鳴くも 春かたまけて 大隅目榎氏鉢麻呂 ■ 訳 梅の花びらが絶え間なく散っている丘のほとりには、春を待ち望んだ鶯が鳴いているのだなあ。 続きを読む 春の野に(算師志氏大道) 2019年04月17日 短歌 に関する記事 春の野に 鳴くや鴬 なつけむと 我が家の園に 梅が花咲く 算師志氏大道 ■ 訳 春の野に鶯が鳴いている。 (鶯に)寄っておいでよと、庭園の梅の花が咲き招いているよ。 続きを読む 梅の花(陰陽師礒氏法麻呂) 2019年04月16日 短歌 に関する記事 梅の花 手折りかざして 遊べども 飽き足らぬ日は 今日にしありけり 陰陽師礒氏法麻呂 ■ 訳 梅の花を手折って髪飾りにして(こんなにも)宴を満喫したけれど、(楽しすぎて)今日は名残惜しい日だったなあ。 続きを読む 春さらば(藥師高氏義通) 2019年04月15日 短歌 に関する記事 春さらば 逢はむと思ひし 梅の花 今日の遊びに 相見つるかも 藥師高氏義通 ■ 訳 春になったら逢おうと思っていた梅の花よ。 今日の宴で(またお前に)逢えたんだなあ。 続きを読む <<前の5件 .. 2 3 4 5 6 .. 次の5件>>