2019年04月12日
短歌 に関する記事
梅の花 咲きて散りなば 桜花
継ぎて咲くべく なりにてあらずや
藥師張氏福子
■ 訳
(今)咲き誇っている梅の花が(もうじき)散ってしまったなら、桜の花はその跡を継ぐために咲くのに違いないのではないだろうか。
続きを読む2019年04月11日
短歌 に関する記事
人ごとに 折りかざしつつ 遊べども
いやめづらしき 梅の花かも
大判事丹氏麻呂
■ 訳
人それぞれ、思い思いに手折って髪飾りにして宴会を楽しんでいるけれど、何とも素晴らしい梅の花なのだろう。
続きを読む2019年04月10日
短歌 に関する記事
2019年04月09日
短歌 に関する記事
うち靡く 春の柳と 我がやどの
梅の花とを いかにか分かむ
大典史氏大原
■ 訳
(暖かな風に乗って)なびいている春の柳とこの屋敷の梅の花は(いずれも素晴らしい)。
どうして甲乙付けられようか。